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サンフランシスコ通信(12) キャロル久末さん

J-wave開局当時の看板ナビゲーター、キャロル久末さんが、
Psychedelic Afternoonを発見してくれて、
メールをくれました。

実はキャロルさんは、世界で一番最初に
うるまでるびの才能を見いだした人なのです。

当時、キャロルさんが所属していた事務所は、
ビデオの仕事などもしており、
アニメーターを探しているときに、
まだ全く無名のうるまでるびを発見してくれました。

その後数年にわたり、大変お世話になったのですが、
あるとき、日本の仕事を辞められて、
世界中を旅しているとは聞いていましたが、
とんとご無沙汰していました。

メールによると、今はカリフォルニア州の
オビスポ近くで農園暮らしをしているとのことで、
遊びに来て〜!とのお誘いに乗り、
先週訪ねてきました。

サンフランシスコから車で4時間。
フリーウェイ101をかっ飛ばしていくと、
行っても行っても変わらない景色を通り過ぎた先に、
完璧なアメリカの田舎がありました。

道路には「クマ注意」「シカ注意」の看板があるし、
道路の真ん中で、何者かが仕留めたリスを、
ハゲタカがついばんでるし、
夜中にコヨーテが遠吠えしてるし、
キャロルさんの日課はリスやウサギ、モグラから
作物を守ることだというほど、田舎。

インターネットはケーブルそのものが来てないし、
携帯だって、AT&Tしか入らない。
TVは衛星チャンネルしか映らないのです。

なんたる田舎。なんたる自然。

でも、なんか居心地いい。

空気はおいしいし、やたらに静か。
自家農園の野菜類、くだもの類は抜群においしく、
一泊の予定でお邪魔したのですが、
つい、二泊してしまいました。

なんか、普段の都会暮らしは間違ってるんじゃないか。
そういえば、最後に裸足で土を踏んだのはいつだろう?
などと、積極的に思っていきたい気分に浸ったり。

キャロルさんとはずいぶん久しぶりだったので、
たくさんおしゃべりをしましたが、
あの声をずっと独占的に聞いてると、
おいら専用のナレーターが目の前にいるみたいで、
たいへん贅沢な気分になりました。

おいしい野菜が食べたくなったら、
またお邪魔しようと思います。

おどけるガールズ。

コメント

BOB  今村さんが言うことにゃ…(2013年5月 4日 11:42)

 モ~45年以上前の事、HAWAIIのRADIOで久末さんのDJを聞いていました、物凄く懐かしいです、日本のRADIOに出演中にスタジオに一回はお尋ねしようと思ってはいたのですがチャンスを失いました、HAWAIIの真夜中の時報とアナウンスがピッタリ合っていて、素晴らしくて今でもわすられません、ぜひお目にかかりたかったです、いまはUSAでお暮しのようですが、お元気で持ち前の明るさを失わずにいつまでも美人でいてください。BOB    YOKOHAMA  JAPAN 




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