J-wave開局当時の看板ナビゲーター、キャロル久末さんが、
Psychedelic Afternoonを発見してくれて、
メールをくれました。

実はキャロルさんは、世界で一番最初に
うるまでるびの才能を見いだした人なのです。

当時、キャロルさんが所属していた事務所は、
ビデオの仕事などもしており、
アニメーターを探しているときに、
まだ全く無名のうるまでるびを発見してくれました。

その後数年にわたり、大変お世話になったのですが、
あるとき、日本の仕事を辞められて、
世界中を旅しているとは聞いていましたが、
とんとご無沙汰していました。

メールによると、今はカリフォルニア州の
オビスポ近くで農園暮らしをしているとのことで、
遊びに来て〜!とのお誘いに乗り、
先週訪ねてきました。

サンフランシスコから車で4時間。
フリーウェイ101をかっ飛ばしていくと、
行っても行っても変わらない景色を通り過ぎた先に、
完璧なアメリカの田舎がありました。

道路には「クマ注意」「シカ注意」の看板があるし、
道路の真ん中で、何者かが仕留めたリスを、
ハゲタカがついばんでるし、
夜中にコヨーテが遠吠えしてるし、
キャロルさんの日課はリスやウサギ、モグラから
作物を守ることだというほど、田舎。

インターネットはケーブルそのものが来てないし、
携帯だって、AT&Tしか入らない。
TVは衛星チャンネルしか映らないのです。

なんたる田舎。なんたる自然。

でも、なんか居心地いい。

空気はおいしいし、やたらに静か。
自家農園の野菜類、くだもの類は抜群においしく、
一泊の予定でお邪魔したのですが、
つい、二泊してしまいました。

なんか、普段の都会暮らしは間違ってるんじゃないか。
そういえば、最後に裸足で土を踏んだのはいつだろう?
などと、積極的に思っていきたい気分に浸ったり。

キャロルさんとはずいぶん久しぶりだったので、
たくさんおしゃべりをしましたが、
あの声をずっと独占的に聞いてると、
おいら専用のナレーターが目の前にいるみたいで、
たいへん贅沢な気分になりました。

おいしい野菜が食べたくなったら、
またお邪魔しようと思います。

おどけるガールズ。