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サンフランシスコ通信(11) クレイグリスト

サンフランシスコに住み始めて
一番便利だなあと思ったものはこれです。

Craigslist(クレイグリスト)

新聞の三行広告ってあるでしょ。
それのインターネット版で、
売りたい人が自由に投稿できます。

これがまあ、品揃えが豊富なこと!
PCやスマホ、自動車、家具、本などはもちろんのこと、
ペンキ塗りや配管、荷物運びなどの労働まで、
あらゆるものが売られてます。

eBayとかヤフオク?と思うかもしれませんが、
決定的に違うのは「近所で見つかり、即取引」なこと。

買いたい人が、売りたい人に、
メールや電話でコンタクトを取り、
会いに行き、交渉して、取引します。

アメリカは自己責任の国なので、
すべては売り手と買い手、2人の責任です。
商品が壊れていようが、詐欺であろうが、
このサイトはもちろん、
誰も責任は取ってくれません。

こわーい、と思うかもしれませんが、
善良な売り手と買い手にとって、
これほどいいサイトはないです。

何しろ安いし、早い。

うるま家はこちらに来てから、
自動車、シネマディスプレイ、アパートを、
このサイトで取引しました。

自動車を売ってくれた若者は、
Google勤めのフランス人で、
試乗中にシルビプレな話で盛り上がったし、
このアパートは大家さんがとてもいい人で、
とても親しくお付き合いをしております。

当たり前ですが、ほとんどの人は善良なのです。

このCraiglist、今は会社になってますが、
もともとはCraig Newmarkという人の
個人サイトだったそうです。

CraigさんのリストだからCraiglist。
なるほどね。

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