モダン農業

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2010-03-01

オム、あの図鑑をほしがる

先日、農業新聞を読んでいると「病害虫 早期防除へ/空知管内JAそらち南が図鑑」なんて記事を見つけました。

農作物病害虫図鑑、すげーほしい(JAそらち南さん、ネットショップで販売しないのかい?私のような人もいますよ)。意外かもしれませんが、こういう情報って現場で不足してるんですよね。

記事にも書いてありますが、農家でも病気とかの認識(解釈)が間違ってることがあります。はい、ここに告白いたしますと、私の自家消費用(生産・研究開発対象外)野菜の知識はひどいものです。

たとえば、作物が菌に感染して、茎や葉にサビのような傷(斑点)ができる「さび病」(そのまんまのネーミングですね)というのがあるのです。自家用のニンニクがこのさび病にかかったとき、ぱっと見、葉だけに問題が出る。だから、ニンニクがさび病になっても球根には影響ないんじゃね?とか、あほなことを若かりし頃ほざいておりました(汗)。

というのも、見た目に問題があっても、安全性に問題はないことも多いのです。

以前テレビ番組で野菜ソムリエの方が白菜のゴマ病について解説をしていたんです。ゴマ病は、白菜の白い部分に黒い斑点ができる現象。ゴマ病という名前がよくないのか、翌日からしばらくの間いろんな問い合わせをいただきました。安全性に問題はないと言われても「病」って漢字が使われていたらそりゃ~気になりますよね(汗)。

さび病も同じたぐいの病気だよなー。影響なし。影響なし。

あのとき私はバカでした(笑)。

ちゃんと調べると、球根にもしっかり「悪」影響があることがわかります。球根(つまりニンニク)の育ちが悪くなるのです。今まではたまたま影響がほとんど出なかっただけなのです。なにが「影響ない」んだよ!と自己に激しいツッコミを入れたのが、昨日のことのようです。ごめんなさい。

以前書いたかもしれませんが、農業って近代化(?)されてきましたが、昔ながらのやり方等を受け継いでいる部分や、統計とって分析してない部分が結構あるんです。

作物の病気は実害がありますし、予防や駆除するためには、しっかり原因をつきとめる必要があるので、かなり科学的に分析はされています。でもそれ以外の部分だと、いきなり「昔からこうやっているからね」の世界に突入してしまう。

たぶん、昔ながらのやり方も調べていくと、それなりに科学的な根拠があると思います。自分の世代は、昔ながらのやり方を科学的に分析をしてみたいですね。特に諸先輩方が生きてるうちに戦前の農法を(笑)。

農学部の学生さん、卒論や修論のテーマにいかがでしょうか(笑)?

調査はやっていただくとしても、ネタならいろいろ提供できますよ。昔ながらのやり方に、科学的な「理」があれば、それはそれでひとつの知見になりますし、科学的な根拠がなかったとしたら、ではなんで、そのやり方が受け継がれることになったのかを、調べるのもいいんじゃないでしょうか?

半分冗談ですが、半分本気だったり。

さて、今日からもう3月ですね。暖かくなってきました。畑は雪もなくなり、ぼちぼち(これ標準語かな?)耕す作業をはじめております。

それではまた来週!