モダン農業

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2009-12-03

オム、めんどくさいのは嫌い?

先週、私の農業の根本にあるのは「エコ=自然にやさしい」ではないです、とお話しました。

では、私の根本にあるのはなんなのか?

答えは「めんどくさい」です。

効率化なんていってますが、単にめんどうなだけです(笑)。

たとえば、稲作の挿苗(さなえ)。

挿苗は機械で田植えをした際、機械ではうまく苗を植えられなかった箇所を手作業で植えてまわる作業のことなんですが、昔の手植えの名残か、日本人の真面目な性格のためか、みなさん真面目に作業されるんです。

私は、この作業が超めんどくさい(この作業をずっとされてる諸先輩方には頭がさがります)。腰痛くなるし、こんな作業してどれだけ生産性あがるんだよとか、そんだけ手間かけてるのに稲刈り雑すぎるよ(たくさん稲穂を踏みつぶしてるよ)とか、やってることおかしくない? と諸先輩方を小一時間問い詰めたいときもありました(おいおい)。

でもまあ、これだけだとただの怠け者になってしまうので、実際どれくらい収穫量が変わるのか数年実測してみました。結果、収穫量はほとんど変わらなかったので、その後このめんどうな作業はやめています。

今、合鴨に草や虫を食べさせて駆除する合鴨農法に興味をもったりしているのは、農薬を散布するのがめんどうなだけで、環境に優しいとかそんなことは全然考えていません。すごくきっぱりいってしまいますが(笑)。

それから草取り。

私には日本の庭や畑作、稲作って草取り前提の文化に思えるんですよ。生真面目に生真面目に草を取り除くでしょう? いつから日本人はそんな真面目になったのかと、小一時間問い詰めたい(笑)。

ま~そんな話はおいておいて。

今、私が試してみたいことのひとつが草取りをしないことです。諸先輩に雑談で話すといつも笑われるんですが、田植えから刈取りまで放置、つまり草取りをまったくしなかったらどうなるか。これを試して、稲の生育やら収穫量の違いを、調べてみたいんです。

影響があるとわかったら、誰か全自動掃除機の草刈り版を作ってください!!
逆に、影響がないとわかったらもう放置ですよ。
農機具メーカーさん、稲刈や脱穀時に、草や種を取り除く機械を作ってください!!

稲作のことばかり書きましたが、畑も同様です。

草がどれくらい生育や収穫量に影響するのか、本格的に調べたいんです。最近はゲリラ豪雨等で畑の土が流れてしまうこともあります。もしかすると、草が生えていて、しっかり根を張ってくれることで土が流れないなら、草とうまく共存できないかということも考えたりしています。

最後に無農薬。

無農薬栽培も一時は検討しましたが「めんどくさくて」あきらめました。無農薬ゆえの農作業がめんどくさかったわけではありません。

農業に片足つっこんだとき、無農薬栽培は世間でも騒がれていましたし、私もすごく興味をもち、いろいろ調べました。

当時は無農薬の定義もよく分かってませんでしたから、近隣で使われた農薬がかかった場合はどうなるのか? 栽培に使う川の水や土壌の検査は必要ないのか? からはじめて無農薬で栽培するのはどうしたらいいのかまで。

しかし調べれば調べるほど、世間で注目を浴びている木酢液などは、本当に安全なのか? 無農薬だから人に安全、と言い切れるのか? と逆に疑問が増え、疑問の嵐でした。

結局、ここで「めんどくさい」癖がでて、自分が納得できるガイドラインができるまで無農薬はやめよう、自分が考えた減農薬でいこうという結論になりました。

農薬などの使いすぎはよくないと思います。ただ今の農薬は成分の規制も細かく定められていますし、使用方法を間違えなければ安全なものが多いと私は思っています。

今思えば、あれこれ調べるのも、そうとうめんどくさかったはずです。いろいろ考えてしまう自分自身も、人からみれば「めんどくさいヤツ」なんだと思います(笑)。

さて、次回は......。どうしようかな。なにしろ「めんどくさい」が基本なので(笑)。

ちょっと、サーバと畑の様子でも見てきます。