2009-11-26
オム、「ピンクテント」に注目する
自分自身と農業の明るい未来(?)のために、実践していること。前回は、収益方法の改善のために、料理人の菜園のお手伝いをしていることをお話しました。
今回は、農法の開拓のことをお話しようかと思います。
私は元々将来石油が高騰・枯渇するというテーマで農法の調査をはじめました。
石油を燃料とするトラクター、田植え機など機械類が使えなくなったらどうするのか?ふとそんなことを考えて。
世の中には昔から伝えられている農法や先輩たちが考案した農法などがいろいろ存在します。しかし、私だけかもしれませんが探すのに結構苦労するんです。
意外かもしれませんが、探し出すきっかけは農業系の専門誌や業界新聞でなく、早朝のニュースの1コーナだったりドキュメンタリ番組が多かったりします。
そこで興味を持ったら、農家のコミュニティやネットで調べたり、近くであれば実践者に実際に会いに行きお話をうかがったりしています。
この農法の調査、エンジニアの性格なのか、新しいもの好きの影響か、かなりはまってます。
最近興味を持っている農法のひとつに、ピンク農法があります。ちょっと面白いネーミングですよね。
ピンク農法はビニールハウスをピンク色のシートやネットで覆って、光合成を促す光を増幅して光合成を促進させて作物を育てるというものです。
これを知ったのは、確か朝のニュース番組のちょっとしたコーナーでした。
大学とメーカーの共同研究で長野の農家の協力を得て栽培試験しているとのこと。
ビビッ(死語?)ときた私が問い合わせるとお話を聞かせていただけるということで長野まで出かけていきました。
普段、めんどくさがり屋の私ですが、こういう時のフットワークの軽さは、驚かれます。
ITの研究会やカンファレンスにも足しげく通うことを考えると、やはりエンジニアの性なのでしょうか(笑)。
栽培試験に参加されている農家では、どのタイミングでピンクシートを設置するのか、作物の生育はどう変わったのか、作物以外になにか変化はなかったかなどいろいろ質問をしました。やりとりした感じでは日照不足や冬場の作物の栽培には大いに役立ちそうです。
一方で、自然界には存在しない方法で光合成を促進するので、作物によっては思いもよらない結果や悪影響がでることも考えられます。
私の中では、雨を好む作物(さといも等)に使ったらどうなるのか非常に興味があります。
また将来的には、稲作にも使えないか考えています。稲作は不作のときには、全国的に不作になることが多いので、もしそのときに流通させるに足る量の稲作が可能であれば、かなり有利ですよね。
このピンクシート、来年には製品化されるそうなので、早速使ってみたいと思っています。
と、ここまで書いて思ったのですが、私の発想って今はやっている「エコ=自然にやさしい」ではないですよね。では、私の根本にあるのはなんなのか?そのあたりを次回、お話できたらと思っています。よろしければ、読んでみてください。
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